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事故

February 16th, 2009 · No Comments

事故ったのは私ではございませんでした。私の真ん前を走っていたアメ車、どでかい エス、ユウゥゥ、ヴィィィ、と呼ばれるF社の車。
いつも如く朝のラッシュ時に私は愛車のオートバイでハイウエーにのっかった。のっかるとすぐに10キロほど工事中になる。片側3車線。皆100km-140kmでかっ飛ばしてる。3車線あるが工事用のコンクリートバリケードで路肩などという豪華な物は3センチくらいしかない。事故多発区域!!!!!
私とこのF車は一番左の車線を走行(アメリカですので追い越し車線になります。)突然、F車はハンドルを左に切りコンクリートのバリケードにあたりそうになる。ここで、おっと~っと見てたら、今度はハンドルを右に切りすぎて2車線超えて右のバリケードに突撃。(この時点でF車は時速100km, 私は多分120kmで走行中。)バリケードにあたった弾みであの重たいアメ車が宙に浮いた………映画のスローモーションみたいな感じで…… (ラッキーな事にラッシュ時にもかかわらず、センターレーンにも右車線にも車は走っておりませんでした。私の右には車がおったが。)
この時点で私は飛び散ったプラスチックの破片のシャワーを浴びておりました。脳裏を横切ったのは「この車はバリケードを超えて行くのか、それとも横転して、又は逆さまになって自分の前で停まるのか?」
私はブレーキをかけながらバックミラーを見る。「後ろのヤツ、ブレーキかけてるか?それとも、俺が急ブレーキをかけると俺に突っ込んで来るか?突っ込んで来るなら、この事故車をかわして、その前にでなければ!!!!!」(文章に書くと長いがこれを考えるのに実際には0.5秒くらいしかかかってないと思う。)
後ろのヤツまでだいぶ車間があり、あっちもだいぶスピードを落としてたので、今度は自分の前に専念。宙に浮いてた車は横転せずに無事に着地。かっこいいスピン踊りを数回踊って俺の真ん前で停止!
私はバイクを停め、ヘルメット/グラブをとって走って運転席のドアへ… 黒人のおばちゃんが降りて来た。生きてた。出血なし、ほっとした。
“Are you OK?”
“…….”
出血なし、ほっとした。
“Sit down and don’t move. I’ll call 911!” [911番 = 日本で言う110番と119番を一つにしたもので緊急時に使います。]
“……”
怖かったのだろう。おばちゃんは震えていた。 通りがかりの何人かの人が停まっておばちゃんの世話をし始めた。911とダイヤルする私の手も震えていた。
サイレンが聞こえて来る。救急隊オーケストラの序曲が始まった。カノンかフーガのように、車両が訪れるたびに、次々と旋律が浮き上がって来る。クライマックスを迎えた時点では、消防車2台、救急車1台、パトカー4台、レッカー車一台の楽器編成であった。
黒人のおばちゃんは救急車に乗せられ無事去って行った。

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Tags: Family and Friends